漢方は日本独自の医学といわれています。西洋医学の薬よりゆっくりと効いて副作用が少ないといわれ、西洋医学の先生も漢方薬を使われる方が多くなりました。
それに伴って漢方や薬膳に関する資格の需要も高まってきています。
ここでは漢方や薬膳とは何かという基礎的な内容から、実用的な資格、実際に漢方について学習できる通信講座をご紹介します。

目次

漢方と薬膳について

漢方は、漢方薬のことではなく、人間が本来持つ自然治癒力を高め、一人一人の身体に合わせた治療を行うという考え方全般のことを指します。薬膳は漢方の考え方をもとにした料理で、生薬などを使った難しい料理ではなく、身近な食材を使った身体に良い料理です。

漢方とは?中国起源の日本独自の医学

中国の起源をもつ漢方は、日本独自で発展した医学です。中国を起源とする中国医学は「中医学」といい、韓国では「韓医学」といって中国医学の伝統を受け継いで学ばれています。
使用される薬も「漢方薬」ではなく「中薬」「韓薬」と呼ばれています。

漢方の歴史

5~6世紀以降に日本に中国から医学が伝わってきました。そのころ、医学の本、漢方処方薬、生薬(しょうやく)など医学に関するものが中国からたくさん入ってきて、室町時代までは中国医学が医療に使われています。
そののち中国医学をもとに、日本人の体質や症状に合わせた医学として根付きました。江戸時代中期になると、オランダから入ってきた西洋医学の先駆けとなる「蘭方」と区別するため、「漢方」と呼ぶようになります。
一時期漢方があまり使用されない時代もありました。現在は漢方薬が保険適用されて漢方が見直されるようになっています。

漢方の特徴

漢方とは人間が本来持っている自然治癒力を高め、一人一人の身体に合わせた治療を行うというのが基本です。ですから、局所の病を治す考えではなく、体質、心を含めた身体全体の病を治すと考えられています。
漢方の特徴にはいろいろあります。漢方で使う漢方薬はさまざまな症状に合わせ、いろいろ組み合わせることで、多様に変化をさせることができるのが特徴です。

漢方の診断の仕方

漢方医学は「気・血・水」の3つが基本となっています。漢方医学を学ばれた先生は、この、3つが正常であれば健康で、どれかが停滞すれば病気や障害が起こるとの考えです。
漢方医学では「気・血・水」の3つの状態の診断をおこないます。しかし、西洋医学と融合している現在、これらのことを考えないで処方することもあります。

それは、漢方薬が「医療用漢方製剤」として148処方が厚生労働省に承認され飲みやすくなっているためです。それでは自分の身体にあった漢方薬を見つける基本をご説明します。

・漢方で言う「気」とは目に見えない宇宙の生命エネルギー。気力・元気などという自律神経の要素
・「血」とは私たちの身体に流れている血液
・「水」は血液以外の水分で、身体全体を潤し体温調節や関節の働きをよくする水分代謝や体液全般、免疫システムなど

漢方を学ばれたお医者さんは、診断して漢方薬を決めるとき「気・血・水」と「証」の2つを用います。漢方でいう「証」とはその人の全体の身体の状態のことです。この診断を四診(ししん)といっています。
自分にあった漢方を見つけてもらうとき、漢方を勉強されたお医者さんは手荒れなのに、病気と全く違う関係なさそうな部分まで診断します。

漢方薬とは

漢方薬とは漢方医学で使われる薬です。植物・動物・鉱物の自然界の薬効を生薬と呼びます。漢方薬は2つ以上複数組の生薬の組み合わせによりできた治療薬です
生薬の組み合わせによって、薬の効果も有効性、安全性なども大きく変化します。漢方薬の生薬の配合によって薬効が増強されたり、毒性が抑制されたり多様に変化させることができます。
漢方薬と民間薬とは異なります。現在の病院で処方される漢方薬は、生薬を煎じ抽出した液を乾燥し、そこで残ったエキスを顆粒状にしたエキス製剤です。顆粒状になっているので、携帯にも飲みやすくなっています。

生薬とは

生薬とは自然界の植物・動物・鉱物の薬となる部分を、長い時代を経て経験に基づいた薬効のある部分を干して煎じた物です。
現在は利用しやすく、保存や運搬、飲みやすさなど便利に加工されています。植物は花や果実・樹皮・種・茎・根・葉などその植物による薬効の多い部分が使用されます。
シャクヤクの根を用いた「芍薬」、桃の種を用いた「桃仁(とうにん)」、ケイヒの樹皮を用いた「桂枝湯(けいしとう)」など、植物によって使われる部分が違います。
また、鉱物では繊維石膏(せんいせっこう)、水精(すいしょう)などです。動物は動物というより昆虫と言った方が正解かもしれません。

ヒル・ゴキブリ(一般のゴキブリではない)・マムシ・ムカデなど乾燥させ煎じます。牡蠣の殻なども利用されています。

薬膳とは中国が発祥で、日本でも不老長寿の献立として名前を聞かれたことがあると思います。古来の発想の薬食同源から生まれたもので、膳とは料理のことを指します。

この世のすべての食材には薬効があるという考えからきました。今回はこの薬膳について、誰でもわかるようにご説明いたします。

薬膳とは?料理の一種ではなく学問の一種

薬膳の正式な名称は「中医栄養薬膳学」といいます。中国の伝統医学が理論ベースになっていて、料理の一種ではなく学問の一種です。薬膳を究めることは学問を究めることにつながります。
紀元前2000年という地球に今ほど人口が多くない時代から、脈々と受け継がれてきました。自然と人間の関係において、さまざまな営みを結ぶ知恵が、先人たちの積み重ねた経験によって、歴史が作られ受け継がれてきました。
薬膳の基本に自分の身体の声を聴くということがあります。それは、自分の身体が疲れていないか?食欲は落ちていないか?夜は良く寝ているか?など自分に問いかけることが大切だということです。
自分の体調や、季節天候をよく観察して、それに適応した食材選びをして調理することが大事です。というと、とても難しいように感じますが、難しく考える必要はありません。
根本は自分が健康な元気な身体になる、メニューを作り摂取することと考えることです。

薬膳の意味

薬膳の意味はそれぞれの体調や季節によって、漢方の生薬の原料となる植物と食材を組み合わせた料理です。
薬膳の考えには基本に医食同源という言葉があります。
医食同源とは、バランスの取れた美味しい正しい食事を続けていれば、病気を予防することができるが、誤った食事を続けていれば、病気になりやすくなるということです。
この世のすべての植物には薬効があるので、食べ物をおろそかにしてはいけない基本があります。

薬膳の考え方

薬膳とは身体から発するサインを受け取って、それに適した食材を摂取することで健康になるという考えです。
薬膳の基本に、陰陽という言葉があります。
陰陽の言葉は、朝太陽が昇り昼は最高に上って、夕方太陽が沈んで夜で終わる考えから生まれました。陰は夜をイメージして冷たい・暗い・重い・湿感の感じです。
陽は朝のイメージで明るい・暖かい・軽い・乾燥などの感じをあらわしています。薬膳をやっているから、薬に頼ってはいけないということではありません。
つらい痛みや症状はできるだけ早く改善し、痛みや症状を繰り返さないことが大事だという考えです。また、薬膳を始めるには楽しく、美味しく味わうことが大切で、ストイック(=禁欲的)な考えにならないことです。

薬膳の分類

薬膳を分類すると天地人の3種類の分け方があります。天は宇宙・地は土・人は人間をあらわしその中の自然界を5つに分けた五行の考え方があります。
そして、すべての植物を食性と食味に分類する五性と五味の考え方があります。
五行…木、火 、土、金、水
天 五季…春、夏、梅雨、秋、冬
五気…風、熱、湿、乾、寒
地 五味…酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味
五色…青、赤、黄、白、黒
人 五臓…肝、心、脾、肺、腎
六腑(五腑)…胆、小腸、胃、大腸、膀胱
五官…目、舌、口、鼻、耳
五志…怒、喜、思、憂・悲、恐怖・驚

5つの分類(五行)とは

五行というのは自然界に存在するものを、木・火・土・金・水の性質に分けて、互いが協調しあって健康に導くという考えです。
五行がお互いバランスを取りながら維持することが大事で、どれが強くても弱くても健康になれないという考えです。何事もバランスが大事だということになります。
五行の関係は相生(そうせい)と相克(相克)の正常なバランス状態の関係と、相乗(そうじょう)相侮(そうぶ)という状態のバランスが崩れた状態の関係があります。
相生とは相手を成長させたり促進したりする関係です。相剋とは相手を制約したり抑制したりする関係で、剋には勝という意味があって、バランスを取るため五行全体の行き過ぎを抑える意味があります。
相生は木→火→土→金→水→木 と育てる関係にあります。また、相剋は木剋土となり木は土を抑え→土剋水となり土は水を抑え→火剋金となり火は金属を溶かし→金剋木となり金属は木を切り倒すことで無限に循環するのです。

木=肝のイメージで季節は春をあらわしています。春は植物がすくすく成長する季節です。中医学の肝は全身に気や血液を循環させ血液や栄養を与え、血液を蓄える働きを意味しています。
また、肝の働きは自律神経の調節と深い関係があり、ストレスに弱い人はゆったりとした時間を、肝や胆を養うため過ごすと良いといわれています。五味では酸味をあらわし六腑は胆を現しています。

火の季節は夏をあらわし、温め上に上ることをイメージしています。木をこすると火が生じて木が燃え火になります。火は木を燃やし灰にして土に返します。
中医学の「心」は心臓と同じ血液を全身に送り出すポンプと考え、血液循環の要となっています。五臓は心臓と関連づけ六腑は小腸をあらわし、五味は苦味をあらわしています。
また、思考や精神活動の心(こころ)としても中医学では考えられています。

中医学の土=脾は消化器系を指していて、気や血を生み出す源とされています。摂取したものを消化し吸収する脾の働きは大地に似ています。
大地は何もかも受け入れ生命を生み出す源です。六腑では胃・五味では甘味・五季では梅雨をイメージしてものを育てとどめることを表現しています。

中医学の金=肺は、空気が触れる場所全てです。外気の影響を受けやすい肺(鼻・粘膜・気管支・皮膚)は清潔な状態を好みます。汚れた空気や冷たい空気に合うと、肺の異常を起こします。
これは外気の影響を受け変色や変化が起きやすい金属と同じです。清潔な状態でなければ金属は変化を起こします。六腑は大腸・五味は辛味、五季は秋の変化をイメージして固まる状態をあらわしています。

中医学の水=腎は体内の水分代謝をコントロールする働きをしています。また、エネルギーの源の精を貯蔵しています。水は冷たく低い方に流れ下降してわからなくなる性質があります。
そのように腎と水は似ています。六腑は膀胱・五味は鹹味・五季は冬をイメージし冷たい寒い恐怖の状態をあらわしています。

五臓の役割とは

1. 肝・・気や血液の流れを正常に保つ
2. 心・・五臓を正常に保つ
3. 脾・・消化吸収機能を正常に保つ
4. 肺・・呼吸機能を正常に保つ
5. 腎・・体内の水分代謝を正常に保つ

薬膳の五味でバランスよく摂取する

薬膳にはすべての植物を食味と食性に分類しています。薬膳で五味というのは、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(塩味)のことです。私たちの臓器はこれらに対応して、吸収されやすいといわれています。

1. 酸味・・・・・肝臓の働きを促進して消化を助けます。酸味の作用は下痢、汗、咳を止め、精神の緊張を和らげます。食材としてはリンゴ・ブルーベリー・スモモなど
2. 苦味・・・・・心臓の働きを促進し血液を全身に送り出します。苦味の作用は解熱作用があります。ゆり根・苦瓜など
3. 甘味・・・・・脾臓の働きを促進し消化吸収不要物を排出します。甘味の作用は食欲増進や解毒作用、疲労回復の改善などがあります。トウモロコシ・南瓜など
4. 辛味・・・・・肺の働きを促進して呼吸、全身の水分調整をします。気や血液の巡りを活発にして、機能を促進し、発汗作用があります。南瓜・西瓜・トウモロコシなど
5. 鹹味(塩味)・・腎臓の働きを促進し水分の代謝と貯蔵を行います。鹹味の作用は硬いものを柔らかくする、便秘や腫物を改善します。コンブなど

身体を健康よく保つには、冷やす力と温める力の食材をバランスよく

また、薬膳の考え方はすべての植物を陰と陽に分けています。陰の食材と陽の食材の分け方は下記のようになります。

1. 身体を極端に温める熱性・・・・とうがらし・酒・ワイン・シナモン・干した生姜・山槻
2. 身体を極端に冷やす寒性・・・・ゴーヤ・バナナ・スイカ・トマト・ニガウリ
3. 身体を温める温性・・・・・・・みかん・にら・もち米・鮭・玉ねぎ・ニンニク・カボチャ
4. 身体を冷やす涼性・・・・・・・なす・きゅうり・そば・水菜・セロリ・レタス・大根
5. 身体を温めも冷やしもしない平性・・豚肉・キャベツ・人参

日本では身体を冷やす食材は良くないといわれていますが、薬膳では身体を冷やす食材の寒性は、解毒効果や利尿効果があり、また、体内で発生するさまざまな炎症を抑えるといわれています。
温熱性の食材は内臓や血管の働きを活発にして、血液の流れを良くし全身に血液を届けます。どちらもバランスよく摂ることが大切です。

薬膳漢方に関するおすすめ資格

ここからは、薬膳や漢方に関する資格をご紹介します。

漢方コーディネーター

漢方コーディネーターとは、漢方の考え方や漢方薬に対する基礎的な知識が一定以上であると認められた人に認定される資格です。持っていることで漢方の歴史や診断方法、漢方薬の使い方に関する知識を有している証明になります。漢方コーディネーターは日本安全食料料理協会(JSFCA)が主催しており、認定試験も日本安全食料料理協会で実施されていまます。

漢方コーディネーター資格の基本情報

漢方コーディネーター資格は、日本安全食料料理協会が行っている認定試験を受験し、合格することで認定されます。それ以外にも協会が認定している通信教育スクールを受講して資格を取得するという方法もあります。

●受験資格:特になし

●受験料:10000円(消費税込み)

●受験申請:日本安全食料料理協会のホームページからの申込み

●受験方法:在宅受験

●合格基準:70%以上の評価

●試験日程:年に6回実施

認定試験は2月、4月、6月、8月、10月、12月に実施されており、頻度も高いため都合に合わせて申し込むことができます。申込期間は実施月の前月です。

受験の申込みをするには、まずホームページの申込みフォームから必要事項を入力します。協会から受験票、試験問題、解答用紙が届くため、在宅で受験し、解答を協会に送付します。在宅でできる試験なので、職業や住む地域に関わらず誰でも受験しやすい資格となっています。

漢方コーディネーターを取得するメリット

漢方コーディネーター資格を持っていると、漢方に関する知識を持っていることの証明になります。漢方の考え方や漢方薬の正しい使い方を理解し、生活に漢方を活かす方法を紹介することもできるようになります。

漢方を扱う仕事で資格が必須な職業は少ないですが、漢方コーディネーター資格を持っていることで知識の裏付けにもなるため、就職等にも有利になる可能性があります。

漢方コーディネーターを活かせる仕事とは

漢方コーディネーターは漢方薬の知識を活かして適切な処方のアドバイスできる資格です。漢方薬や生薬を扱う店などで働くことができるほか、病院や薬局で働く際に、看護師や医師、薬剤師の資格にプラスして漢方コーディネーターの資格を持つことで、異なる視点で対応することができます。医学だけでは解決できない症状を抱えている人も多く、病院や反安倍店などでそういった方の相談に乗って漢方薬を紹介することもできる資格です。

相談に乗って他の資格と一緒に使うことで、幅が広がる資格だと言えます。

薬膳調整師

薬膳調整師とは、薬膳に関する基礎知識を有している人に認定される資格です。薬膳についてしっかり理解しており、食材の効能などについても漢方的な観点から理解している人に与えられます。試験では薬膳の基礎となる五味、帰経、食養生や、薬膳に使用する食材の性質、効能などの知識が問われます。

薬膳調整師資格の基本情報

薬膳調整師資格は、日本安全食料料理協会によって主催されている資格です。認定試験を受験して合格するか、協会が認定している通信教育スクールを受講することで資格が取得できます。

●受験資格:特になし

●受験料:10000円(消費税込み)

●受験申請:日本安全食料料理協会のホームページからの申込み

●受験方法:在宅受験

●合格基準:70%以上の評価

●試験日程:年に6回実施

認定試験は2月、4月、6月、8月、10月、12月に実施されています。実施頻度が高いため、受験者の都合に合わせて申し込むことができます。申込期間は実施月の前月で、詳細は日本安全食料料理協会のホームページにも記載されています。

受験の申込みをするには、まずホームページの申込みフォームから必要事項を入力します。協会から受験票、試験問題、解答用紙が届くため、在宅で受験し、解答を協会に送付します。試験は在宅となっており、受験会場等に向かう必要もないため、住む地域に関わらず誰でも受験しやすい資格です。

薬膳調整師を取得するメリット

薬膳調整師の資格は、薬膳に関する知識の証明になる資格です。資格を所有していることで、薬膳への深い知識を持っていることがアピールできるため、薬膳関連の食材の販売店や飲食店などで働きたい場合、有利になることが多いようです。

また、薬膳は生薬などの特別な食材を使わず、一般的に手に入りやすい食材のみで作ることも可能です。そのため、自宅で料理を作る際にも漢方の考え方を取り入れた健康的な料理が作れるようになるのも大きなメリットです。

薬膳調整師を活かせる仕事とは

薬膳は、中医学理論をもとにした料理で、食べることによって体調の改善を図り、健康な身体をつくることが目的の料理です。薬膳調整師の資格を取得した後は、生薬や薬膳食材の販売店で販売員として働いたり、薬膳料理を提供する店で働いたりすることもできます。

すでに調理師免許など、他の資格を保有している場合は、飲食店やレストランなどで薬膳メニューを考えて提供したり、開業資格を取得して、薬膳料理を提供する店を開業することも可能になります。

漢方養生指導士(漢方スタイリスト)

漢方養生指導士とは、漢方の理論や考え方に基づいた生活スタイルを考え実践し、指導できる方に認定される資格です。漢方は漢方薬のみを指すのではなく、医学、薬学、養生学のことを指します。未病(診断のつく病気ではないが体調がすぐれない状態)を治し、心身共に健康的な生活をつくることができる人であると認められた方が持つ資格です。

初級、中級、上級があり、中級には「漢方スタイリスト」、上級には「漢方上級スタイリスト」という称号が与えられます。さらに、中級以上の人で講座と課題をクリアした人には「養生薬膳アドバイザー」という称号を与えられます。

漢方養生指導士資格の基本情報

漢方養生指導士初級の概要は以下の通りです。

●受験資格:漢方養生指導士養成講座初級修了証明書を所持している

●受験料: 6,480円(税込み)

●受験申請:日本漢方養生学協会のホームページから申込み

●受験方法:会場での筆記試験(マークシート)

●試験日程:協会ホームページに記載

受験資格でもある漢方養生指導士養成講座(初級)は薬日本堂漢方スクールのホームページから申込みが可能です。3ヶ月コースや集中3日間コース、通信教育等から選ぶことができるので、生活スタイルに合わせたコース選択が可能です。講座で決められた単位を取得することで、漢方養生指導士養成講座初級修了証明書が発行されます。本試験に合格すると漢方養生指導士初級の認定証が送付され、年会費を支払って協会の会員になります。

中級も同様のシステムで、上級や養生薬膳アドバイザーに関しては試験ではなく講座による規定単位の取得と課題の提出で資格取得となります。

漢方養生指導士を取得するメリット

漢方養生指導士は、薬膳料理だけでなく、漢方全般についての知識が問われます。指定講座では養生と言われる食事、運動、休養、環境、心の持ち方に関する考え方など、生活に活用できる知恵を学ぶことができます。その他にも、漢方の歴史や陰陽五行説、気血水論、臓腑、病因論、食材や薬膳素材など幅広い知識が必要となるため、資格取得の段階で実践的な知識を得ることができるのもメリットです。

漢方養生指導士を活かせる仕事とは

漢方養生指導士は民間資格ですが、漢方の理論に基づいて知識を使って、自身や他者の健康管理を行うことができます。薬の処方や病気の治療はできませんが、健康や美容に関するアドバイザーとして活躍することができ、健康上の不安を抱えている人にアドバイスすることもできます。また、栄養士や医師、看護師、薬剤師等、すでに食や健康に関係する資格を所有している人が取得することで、より専門性が増すでしょう。

漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)

漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)とは、日常生活への漢方の利用や生活指導ができる人に認定される資格です。病気や症状を改善したり、病気の予防や予後の生活指導をしたりできる人に認定される資格で、生薬の働きや、漢方処方の構成や効能の理解が必要になります。

日本漢方養生学協会が主催する資格で、薬日本堂漢方スクールの講座を受講後に、協会の試験に合格することで資格取得となります。

漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)資格の基本情報

●受験資格:漢方臨床指導士養成講座、漢方診断学コース修了証明書を所持している

●受験料:17,280円(税込み)

●受験申請:日本漢方養生学協会ホームページからの申込み

●受験方法:会場での筆記試験(マークシート)

●試験日程:協会ホームページに記載

受験には指定講座の修了が必須となるため、まず、薬日本堂漢方スクールホームページより講座を申込み、受講します。規定の単位を取得し、課題提出と講座内の試験に合格後、漢方薬物学コースの修了となります。その後、漢方診断学コースを受講します。流れは漢方薬物学コースと同様で、2つのコースを修了することで、漢方臨床指導士資格の認定試験を受験資格が得られます。試験に合格後、漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)の認定証が送られます。

漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)を取得するメリット

漢方臨床指導士の対象講座では、生薬についての知識や漢方処方、生薬や漢方の使い方などを詳しく学ぶことができます。受験資格を得るまでに必要な講座は2種類に分かれているので、より詳しく専門的な内容を学ぶことができます。薬物学では、それぞれの生薬と処方の知識を学び、実物を見ながら、実践的な適用方法も学びます。診断学では、疾患の考え方と弁証や診断について詳しく学習し、実践に活かせる知識まで習得できます。

漢方臨床指導士(漢方カウンセラー)を活かせる仕事とは

漢方臨床指導士は生薬と漢方処方に関する知識の証明になるので、どちらか一方ではなく両方を合わせた知識を身に付けていることになります。実際に講習を受ける必要がある資格なので、より専門性や信頼性も増します。資格取得後は医療や福祉の現場で食事や生活指導を行うなどして活躍することができるほか、登録販売者やセラピスト、スポーツやヨガのインストラクターなど、幅広い職種で活かすことができます。

中国漢方ライフアドバイザー

中国漢方ライフアドバイザーとは、中医学や漢方に関する知識、漢方を正しく取り入れる方法を身につけていることの証明となる資格で、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)によって認定されています。漢方の考え方や症状に合わせた漢方に関する基礎、漢方薬の知識、美容や料理に取り入れる漢方の知識などを有していることが証明されます。

中国漢方ライフアドバイザー資格の基本情報

●受験資格:指定の通信講座の修了

●受験料: 5,600円

●受験申請:日本能力開発推進協会 (JADP)ホームページの検定試験申込から

●受験方法:在宅受験

●合格基準:得点率70%以上

●試験日程:指定口座のカリキュラム修了後、随時

中国漢方ライフアドバイザー資格は、協会指定の通信講座を受講、修了し、協会から送付される在宅試験に合格することで資格を取得できます。指定講座のカリキュラム、課題を修了し、協会ホームページから申込みを行い、受験料を支払うと試験問題が発送されます。在宅試験で解答した答案を送付後、約1ヶ月で合否が分かります。

中国漢方ライフアドバイザーを取得するメリット

漢方は、1つの病気を治療するのではなく、身体の自然治癒力を高めることによって様々な効果が期待できる薬です。そのため、1つの病気だけでなく、慢性的な不調の改善も期待できます。未病と言われる、原因不明の症状に対しても効果的を発揮します。

漢方の知識を有していることで、疲れやストレスを溜めない、不眠や頭痛の解消、免疫力アップ、むくみ解消などのそれぞれの悩みや健康上の不安に適した漢方薬を選ぶことができるようになり、健康な体に近づくことができます。

中国漢方ライフアドバイザーを活かせる仕事とは

漢方薬は、専門の薬局や一般のドラッグストアでも入手することができるようになっています。漢方に詳しい知識を持っていることで、そういった薬局やドラッグストアで働くのに有利になります。薬剤師等の資格を持っている場合も、プラスαの知識を持っていることでさらなるアピールになります。

その他、医療機関や福祉施設、漢方を取り入れた食事を提供する飲食店などでの活躍も期待できます。また、漢方の考えを取り入れた、健康や美容に関する教室やセミナーで講師活動をすることも可能になります。食事から健康的な身体を目指す考え方も広まってきているため、薬膳などの考え方もある漢方は需要が高まっている知識と言えます。

薬膳コーディネーター

薬膳コーディネーターとは、本草薬膳学院が主催している民間の資格で、本草薬膳学院が指定する通信講座を受講し、最終課題として資格試験を受け、合格することにより資格を取得することができます。薬膳コーディネーターは薬膳に関する知識を深め、家庭や地域等で活かすことができる人に与えられる資格です。近年は健康だけでなく美容のためにも、日々の食事に薬膳を取り入れよう考える人が増えており、資格も広まりつつあります。

薬膳コーディネーター資格の基本情報

●受験資格:指定の通信講座受講し、講座の最終課題として受験

●受験料: 44,000円(通信講座の受講料を含む)

●受験申請:指定講座を受講し、添削課題を提出後、本試験

●受験方法:在宅試験(マークシート方式)

●合格基準:正答率60%以上

●試験日程:随時

本草薬膳学院の指定講座の標準的な受講期間は4ヶ月程度となっていますが、通信講座なので自分のペースで学習を進めることもできます。資格を取得するためには、まず指定の講座を受講し、テキスト学習や添削課題を終えた後に最終課題である本試験に合格する必要があります。

講座や試験は在宅なので、仕事などをしていてスクールに通うことが難しい人でも無理なく資格を取得することができます。

薬膳コーディネーターを取得するメリット

資格取得は独学ではなく、指定の講座を受講する必要があるため、資格を取得するまでに様々な知識を得ることができるようになっています。

薬膳コーディネーターの指定講座では、薬膳のレシピもたくさん学ぶことができます。そのため、知識はもちろん、すぐに実践することも可能で、知識を理解できていれば応用として自分のオリジナルレシピを作ることもできるようになります。

薬膳コーディネーターを活かせる仕事とは

薬膳料理は単なる料理ではなく、食材や生薬などを使って健康維持や増進、体質改善を図ることができる料理です。資格を取得するための学習により、中医学や薬膳の知識も得られるので、自身や家族の生活習慣病予防、体質改善、不調の改善に繋がる食事作りができ、作れる料理の幅も広がります。

薬膳は健康だけでなく美容効果も注目されており、近年は薬膳を扱ったレストランやカフェも増えています。薬膳料理を提供する飲食店でスタッフとして働く際も、資格は有利に働きます。その他に、医療や介護の現場でも、患者さんや高齢者の方に提供する献立を考えるのにも役立ちます。

漢方薬剤師 漢方薬・生薬認定薬剤師

漢方薬・生薬認定薬剤師とは、漢方薬・生薬の分野において一定以上の知識と能力を有していることが証明される資格・制度です。漢方薬・生薬認定薬剤師は、通常の薬剤師資格に加えて取得する資格で、患者さんや医師に漢方薬・生薬に関する情報を提供することが可能になります。漢方や生薬の知識を持ち、取り扱いや服薬指導を専門的に行えるようになります。

漢方薬・生薬認定薬剤師資格の基本情報

●受験資格:薬剤師国家資格

●費用:講習含め、合計で7万円から9万円程度

●申請方法: 公益財団法人日本薬剤師研修センターホームページの「薬剤師研修支援システムから申込み

●取得方法:漢方薬・生薬研修会(講義形式の9回の研修、薬用植物園実習)

●日程: 4月から月1回開催

漢方薬・生薬認定薬剤師は、薬剤師が取得する資格制度です。

取得するには、公益財団法人日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が実施する研修を受け、指紋試験に合格する必要があります。合格すると、認定を希望する薬剤師には、公益財団法人日本薬剤師研修センター理事長及び日本生薬学会長名で認定されます。取得後は3年ごとの更新が必要で、更新時は漢方薬・生薬に関する研修に参加する必要があります。

漢方薬・生薬認定薬剤師を取得するメリット

資格を認定されると、患者さんや医師に対して、より自信を持って漢方薬・生薬に関する情報を提供することができるようになります。漢方薬・生薬認定薬剤師であることの証明となり認定証やIDカードを付けることでアピールとなり、より信頼を得やすくなります。

他の資格に比べ、必要資格があり難易度は高くなりますが、その分より信頼性が高い資格です。持っていることでより信頼されるようになり、自分にも自信がつくでしょう。また、自身をもって服薬指導などをすることで、他の医療関係者や患者さんとのコミュニケーションの機会が増え、より深く広い知識を持つことができます。

漢方薬・生薬認定薬剤師を活かせる仕事とは

漢方薬・生薬認定薬剤師は、薬剤師の中でも、漢方に関する専門性が高い資格です。通常の薬剤師としての仕事はもちろん、漢方専門医の元で働いたり、漢方薬局で働いたりすることも可能な資格です。薬局では患者さんからのヒアリングや服薬指導も必須になりますので、専門的な知識を持っていることはとても重要になります。漢方薬と西洋薬両方の知識を持っていることで、より患者さんに合った薬を提案できるようになるのも魅力です。

薬膳インストラクター

薬膳インストラクターとは、中医学の知識や薬膳に関する知識を身に付けていることが証明される資格で、食生活を改善するのにも役立つ健康的な料理のスペシャリストです。

薬膳インストラクター資格の基本情報

●受験資格:指定の通信講座の修了

●受験料: 5,600円

●受験申請:日本能力開発推進協会 (JADP)ホームページの検定試験申込から

●受験方法:在宅受験

●合格基準:得点率70%以上

●試験日程:指定口座のカリキュラム修了後、随時

薬膳インストラクター資格は、日本能力開発推進協会が主催する資格です。取得するには、まず協会指定の通信講座(キャリアカレッジジャパン)を修了した後、在宅試験に合格することで取得できる資格です。

講座では薬膳の歴史や中医学の基礎的な知識、薬膳食材の特徴や効果など、薬膳料理に関する知識を学ぶことができます。通信講座での学習となっているため、住んでいる地域に関係なく、誰でも学習することが可能です。通信講座にかかる標準的な学習期間は4ヶ月程度となっています。カリキュラムの内容は薬膳の基礎知識、症状別の薬膳レシピ、疾患別の薬膳レシピ等となっています。

薬膳インストラクターを取得するメリット

薬膳は、健康維持や健康増進を目的とした料理で、薬食同源という考えから中国で生まれた料理です。日々の食事には薬と同じ効能があるという思想から生まれました。

薬膳は、病名がつかない「未病」の状態から、健康で病気になりにくい体をつくるのに役立ちます。薬膳インストラクターの資格を有していることで、薬膳に関する知識の証明になります。資格を所有していると知識の裏付けにもなりますので、飲食店等への就職も有利になり、個人的なアドバイスにも信頼性が増します。

薬膳の知識は仕事だけでなく、自身や家族の健康にも役立つので、日々の食事に気を使えるようにもなります。

薬膳インストラクターを活かせる仕事とは

薬膳インストラクターは、薬膳料理に関する知識を証明する資格なので、飲食店や福祉の現場でも役立ちます。漢方の考えに基づいた健康的な食事のアドバイスができるため、患者さんや福祉施設利用者の体調に合わせた料理の提案も可能です。

飲食店では、調理師資格と併せて取得することで調理スタッフとして働くほか、知識を元にしたメニュー開発、お客様への料理の説明などが可能になります。

また、近年は健康志向が高まってきています。体質改善や食生活の見直しを考えている人に対して、料理教室等で実際に料理を教えながら、効果効能を指導することもできるようになります。

薬膳アドバイザー

薬膳アドバイザーとは、薬膳の基本を学んだという証明になる資格で、薬膳に関する初級の知識を身に付けた方に与えられる資格です。薬膳についての初級知識を持ち、簡単な薬膳料理を作ったり提供したりすることができるという証明にもなるので、様々な職業で活かせる資格です。

薬膳アドバイザー資格の基本情報

薬膳アドバイザーに試験はありません。

日本中医食養学会が主催している「薬膳初級講座」を受講することで、薬膳アドバイザーの申請資格を得ることができます。

●受講料:188,384円

●認定証発行料:40,000円(税別)

●受験資格:特になし

●申込方法:要項を請求してからの申込

●受講内容:唯物論、陰陽五行、中医学哲学の基本、気血津液、養生法、八綱弁証、中薬学、営養学、薬膳施膳法、調理実習など

薬膳初級講座では、中医学の基礎知識や、薬膳料理の考え方、漢方の理論に基づいたレシピの作り方などを学びます。調理実習もあるため、実践的な内容を学ぶことができます。講座は5月から開講され、合計40時間以上の講習があります。

講座を受講することで薬膳アドバイザー申請資格を得ることができるので、別途申請料を支払って資格取得となります。

薬膳初級講座以外にも、学会と契約している施設等で指定のカリキュラムを終えることで申請資格を得ることもできます。

薬膳アドバイザーを取得するメリット

薬膳アドバイザー資格を取得するために受講する講座では、薬膳に関する知識を中医学理論からしっかり学ぶことができます。薬膳資格を取得していることで知識も証明されるので、仕事としての活躍の場を広げることにもつながります。

薬膳は生薬などの特別な食材を使ってつくるというイメージが強いですが、生薬などを使わずに手に入りやすい食材を使って健康に良い料理を作ることも薬膳料理です。そのため

日常的に健康に良い料理を作ることができるようにもなります。

また、薬膳アドバイザー資格取得後は、「中医薬膳指導員」「中医薬膳調理師」の受験資格を得ることができます。これらの上位資格を取得することで、さらに専門的な知識を持つプロとして活躍することができます。

薬膳アドバイザーを活かせる仕事とは

薬膳とは、健康に良い食材や生薬を使った料理のことを指します。そのため、薬膳の資格はそれだけで使う以外にも栄養士や料理研究家として活動したり、飲食店や料理教室を経営する際にもとてもアピールとして使ったりすることができ、他との差別化を図ることもできます。

薬膳漢方資格の勉強ができる通信教育・講座と特徴

ここからは、上記でご紹介した資格のなかで、在宅の通信講座で資格が取れるものを、講座ごとのメリットや資格取得までの流れを含めてご紹介します。

漢方コーディネーター・薬膳調整師が同時取得できるSARAスクールジャパン「漢方薬膳基本コース/プラチナコース」

●受講期間:6ヶ月(最短2ヶ月〉

●添削:5回 (プラチナコースは、さらに卒業課題1回)

●受講料:

「漢方薬膳基本コース」59,800円(税込・送料無料)

「漢方薬膳プラチナコース(資格試験免除)」79,800円(税込・送料無料・受験料および事務手数料込)

●対応資格:「漢方コーディネーター」、「薬膳調整師」(共にJSFCA主催)

SARAスクールジャパンの「漢方薬膳基本コース/プラチナコース」で学ぶメリット

漢方と薬膳に関する基本知識や種類、効果などが、SARAスクールジャパンによる「漢方薬膳基本コース/プラチナコース」では学べます。この講座ひとつの学習で、 日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定する「漢方コーディネーター」と「薬膳調整師」の2つの資格に対応できます。プラチナコースでは、講座修了時点で100%資格取得ができるので、万が一にも認定試験で不合格になる心配がありません。仕事や子育て、家事、介護などで忙しい人でも、安心して受講できます。

薬膳は、食材の作用を組み合わせた食事で、漢方の理論を基本に健康や美容を考えていくものです。講座では、偏頭痛や食欲不振などのさまざまな不調に対して、効果的な食材を漢方の視点から選び調理するといった学習をします。身近な食材を使ったレシピなどを実際に調理しながら習得するため、自分や家族の健康や美にもつながる上に、料理の上達や食の楽しさもある講座です。

初心者にもわかりやすいオリジナルの教材とカリキュラム、丁寧なサポート体制により、自宅でも安心して学べます。無理なく進めて最後まで続けられるよう、1日30分程度の学習で進める設定です。求人も増えていてニーズも高まっている資格なので、新しい仕事や、現在の仕事の幅を広げていくことに役立ちます。

●資格取得までの流れ

1日30分の学習で約半年後には修了するのが標準的な進め方ですが、短期集中でとりくみたい人は、ペースを速めて最短2か月で修了することが可能です。半年間で修了する基本のスケジュールでは、まず1ヶ月目と2ヶ月目に「初級編」として、漢方についての歴史や理念、西洋医学と東洋医学の違いなどをメインに学びます。基本的な内容をしっかりと身につけるのが、最初のステップです。3ヶ月目と4ヶ月目の「中級編」では、陰陽五行、漢方薬の使い方、養生と四季、自然と調和した暮らし方など、「初級編」で学んだ基礎知識をさらに深めていきます。体の不調を漢方によって解消させるなど、状況に応じての活用を学ぶ形です。5ヶ月目と6ヶ月目には、「上級編」として、薬膳の基礎知識や食養について、また、漢方のブレンドについてなど本格的な内容にとりくみます。知識とともに、実践の具体的な手順も学んでいく方式です。

わからないことは、メールで専属のスタッフに質問できます。何度質問しても追加料金はありません。知識の定着のために、練習問題と添削問題講にとりくみます。講座が修了したら、「基本コース」では、在宅で資格の認定試験を受けて「漢方コーディネーター」と「薬膳調整師」の2資格を取得できます。「プラチナコース」には卒業試験がありますが、それをクリアして講座を修了すると、その時点でふたつの資格を確実に取得できるというシステムです。

漢方養生指導士初級/中級(漢方スタイリスト)が取得できる薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養成講座初級/中級」

●受講期間:6ヶ月(標準受講目安3ヶ月)

●添削:「漢方養生指導士養成講座初級」3回 「漢方養生指導士養成講座中級」4回

●受講料:

「漢方養生指導士養成講座初級」入学金10,000円(初回のみ)39,000円(教材費・税込)※2019年8月1日11時以降の申込みより53,000円(入学金・教材費・消費税込)に変更

「漢方養生指導士養成講座中級」111,000円(入学金・税込)※2019年8月1日11時以降の申込みより116,000円(入学金・教材費・消費税込)に変更

●対応資格:「漢方養生指導士初級」または「漢方スタイリスト(漢方養生指導士中級)」(日本漢方養生学協会主催)

薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養成講座初級/中級」で学ぶメリット

この講座では、「漢方養生指導士初級」と「漢方養生指導士中級」に相当する「漢方スタイリスト」の資格に対応した知識や実践を、自宅にいながら身につけられます。漢方相談薬局のパイオニアと言われ、年間10万人以上の漢方相談実績をもつ薬日本堂株式会社を母体にしたスクールによる通信講座です。「漢方養生指導士初級」は、漢方の基礎的な知識を活用してセルフメディケーションができると認定されます。また、「漢方スタイリスト」は、理論をベースに体質や症状に合わせた養生生活の提案ができるとされる資格です。

漢方は、病気にかからないようにする予防医学として、多方面から注目されています。「漢方養生指導士初級」は、2016年時点で6000人以上の合格者を出している、人気も信頼性もある資格です。長い歴史のなかで確立されてきた漢方の理論は奥が深くさまざまな知識も必要ですが、この講座は、初心者が学ぶことを想定しているので、わかりやすさにも定評があります。プロの講師陣による添削と質問のサポート体制も充実しており、基礎から無理なく学べるカリキュラムと、オリジナルのテキストやDVDの教材が特長です。さらに、無料で2単位分の通学授業に参加できるスクーリング券が、教材にセットされています。通信講座を受けながらスクーリングも併せて利用したい人は、3単位目以降も有料での受講が可能です。中級の講座には、3単位分のスク−リング券がセットされています。

資格取得までの流れ

「漢方養生指導士養成講座初級」は、3つのステップで学習を進め、約3か月で修了可能です。教材が届いた時点ですぐに始められるので、まずは、自分の都合にあった自由なタイミングで申し込んで学習をスタートします。各章のはじめに、DVDを見ながら付属の「DVD用学習ノート」にメモをとって要点をつかむのがポイントです。自分や家族のタイプもわかり暮らしにも役立つ「気・血・水タイプ別チェック表」「季節と五臓のタイプ別チェック表」を使って、実践も進めていきます。テキストの巻末には薬膳素材の一覧表やレシピ、ツボ健康法や入浴法も掲載されているので、学びながら生活にとりいれられる内容です。3回の添削に合格すると講座が終了し、2月か8月に「漢方養生指導士初級」の認定試験を受けることができます。合格すると、「漢方養生指導士」としての活躍が可能です。

「漢方養生指導士養成講座中級」は、初級認定試験の合格者が受講できる講座で、「基礎編」の初級で得た知識を、「実践編」として普段の生活で活かしていきます。学習内容は、実際に身体を診る技術や、症状に合わせた漢方の選定や養生、体質にあわせた生活の漢方理論に基づくスタイリングなどです。初級と同じようにDVDとテキストで知識と実践の学習を進め、4回の添削に合格したら1月か7月に認定試験に申し込み、「漢方スタイリスト」の資格をめざします。

 

薬膳アドバイザーが取得できる東京カルチャーセンター「薬膳アドバイザー養成通信講座」

●受講期間:4ヶ月

●添削:4回

●受講料:一括38,000円(税込) 分割3,300円×12回(税込)

●対応資格:「薬膳アドバイザー」(日本中医食養学会主催)

東京カルチャーセンターの「薬膳アドバイザー養成通信講座」で学ぶメリット

病気を予防し、身体の中からの美しさや健康を考える漢方や薬膳の知識は、一度身につけると一生ものの財産になると言われています。実際、毎日の食生活にも取り入れられて、仕事としても健康や美容、癒やし、医療や福祉の現場など幅広い形で活用できる知識です。東京カルチャーセンターの「薬膳アドバイザー養成通信講座」は、この知識を持って暮らしのアドバイスができる「薬膳アドバイザー」の資格に対応した講座です。薬膳の本場中国の国立北京中医薬大学の海外校である日本中医学院が責任監修し、自宅にいながら、中国の本校と同じ本格的な学習内容で、国際資格までが取得できます。

薬膳のベースとなる漢方の理論は奥深いので難しいと思われがちです。しかし、基礎知識から実践までの重要なポイントがわかりやすく整理されたテキストや、薬膳のレシピ集、DVDの映像などで、初心者でもわかりやすく学べます。講座を終えると、「薬膳アドバイザー養成通信講座」の修了証を取得できますが、その時点で「薬膳アドバイザー」の資格が認定されるので、さらに資格試験を受ける必要はありません。修了証を取得すると、「薬膳アドバイザー」の認定団体でもある日本中医食養学会による「中医薬膳指導員」や「国際中医薬膳師」といった上位資格の講座も受講できるようになります。

資格取得までの流れ

講座申込み後に教材一式が届いたら、最初に「ガイドブック」を見て、学習の進め方を確認します。基本的に4か月間のスケジュールです。1ヶ月目は「テキスト.1」の薬膳の基本と中医学について学び、第1回課題を提出して添削指導を受けます。最初の下地となる、言葉の意味や西洋医学との違い、基本的な考え方や診断法などの学習内容です。2ヶ月目の内容は、「テキスト.2」の食材・生薬の知識で、生薬の効能やレシピなどの内容を学びます。3ヶ月目は「テキスト.3」の体質・症状別の実践で、より具体的に実践していく内容です。風邪や胃痛など症状にあわせた学びや、実際の料理の作り方まで学習します。4ヶ月目は、全テキストの総復習です。

それぞれ課題の添削を受け、全4回すべての課題に合格すると修了となります。申請すると、有料で修了証が取得できます。テキストは、3冊のみで、必要な知識が体系的に身につき、150種類以上の薬膳用の食材や、季節・体調にあわせた処方などがわかる内容です。家族みんなで食べられる薬膳レシピを身につけ、自分のからだにあった食事をとれるようにもなっていきます。さらに深く学びたい人は、講師による直接指導が受けられる実践セミナーも参加可能です。

薬膳コーディネーターが取得できるユーキャン「薬膳コーディネーター講座」

●受講期間:4ヶ月

●添削:3回 さらに資格試験(最終課題)1回

●受講料:一括44,000円(税込)分割月々2,980円×15回(15ヶ月、税込・送料無料)

●対応資格:「薬膳コーディネーター」(本草薬膳学院主催)

ユーキャンの「薬膳コーディネーター講座」で学ぶメリット

「薬膳コーディネーター」資格の認定団体である本草薬膳学院と提携している講座で、最終課題がそのまま資格試験になっています。そのため、受講後に改めて費用や時間をかけて認定試験に申し込んで、受験する必要がありません。講座修了時に、そのまま「薬膳コーディネーター」の資格が取得できます。講座を通して、「薬膳コーディネーター」資格に直結する、中医学に基づいた本格的な薬膳の知識を、自宅で無理なく学べるのがメリットです。

この講座には、受講中、実際に薬膳のレシピをもとに食事を作って、自分の暮らしの中で健康に役立てながら薬膳の知識を学ぶ楽しさもあります。副教材として土鍋「行平鍋」がセットになっているのも人気の理由のひとつです。その他、レシピが100種類も収録された「薬膳レシピ集」やハンディサイズで手軽にチェックしやすい「薬膳用語集」、舌の状態から健康状態を確認する「舌診ボード」など、学習時にも講座修了後にも便利に使えるオリジナルのアイテムが付属品として手に入ります。

家族の健康が気になる人や、おいしく食べて体の中から美しくなることをめざしたい人、薬に頼らない体質改善を望む人、料理のはばを広げたい人、介護や飲食に携わる仕事をしている人など、さまざまな人が多様な形で活用できる講座です。

●資格取得までの流れ

資格が取得できるまでの標準の受講期間は、4か月です。学習内容は、まったく初めて学ぶ人にもわかりやすいように工夫され、2冊のテキストにまとめられています。テキストは、「薬膳コーディネーター」の資格認定機関でもある本草薬膳学院の辰巳洋学院長による監修です。本場中国での医師や医学誌編集者としての経験ももちながら日本で薬膳のプロとして活躍する辰巳学院長は、DVD教材にも出演しており、受講生は映像を通して辰巳氏の指導が受けられます。本草薬膳学院は北京中医薬大学提携校で、中国薬膳分野の最高権威機関とされる中国薬膳研究会が認める日本の教育機構です。

講座では、テキストやDVDの映像教材などを使って自分で調理なども実践しながら学び、3回の添削を受け弱点を補強していきます。忙しい人でも自分のペースで無理なく進められる講座ですが、添削課題を提出する時期を基準にするとスケジュールを組みやすいです。すべての添削課題が終わったら、最後に最終課題にとりくみます。これが資格試験にもなっているので、合格すれば無事「薬膳コーディネーター」の資格も認定される形です。試験はマークシート方式で、60点以上得点すれば合格します。万が一不合格になってしまっても、再々受験までが可能なので安心です。この講座を修了して資格を取得した人は、本草薬膳学院への編入もでき、学費の一部が割引されます。

中国漢方ライフアドバイザーが取得できるキャリアカレッジジャパン「中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座」

●受講期間:4ヶ月

●添削:5回

●受講料:

通常価格一括46,000円(税別)分割払い例2,400円×24回(24ヶ月)

ネット申し込み限定価格一括36,000円(税別) 分割払い例1,880円×24回(24ヶ月)

●対応資格:「中国漢方ライフアドバイザー資格」(JADP主催)

キャリアカレッジジャパンの「中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座」で学ぶメリット

一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)によって認定される「中国漢方ライフアドバイザー資格」の認定試験に対応する講座です。この講座を通して、日常生活で漢方と正しくつき合うための、中医学や漢方治療の知識が学べます。健康や美への意識が高まるなか、未病や生活習慣病にも有効とされる漢方は、その知識を求められるシーンが増えています。「中国漢方ライフアドバイザー資格」は、基礎知識をベースに、毎日の暮らしで漢方を楽しむためのアドバスができるスペシャリストです。講座では、相談者にどのような流れでアドバイスをしていくかのロールプレイ映像による学習もあります。

イラスト満載のテキストやDVDなど教材も充実しており、初学者でも自宅でわかりやすく身につけられるカリキュラムです。漢方の煎じ方や組み合わせ方など講師の実践が見られたり、きめ細かい添削指導が受けられたりと、孤独感なく学ぶ工夫もされています。薬膳や漢方コスメレシピなどについて、薬剤師と国際中医専門員A級の資格をもつ講師による実践DVDが手に入るのも、メリットのひとつです。添削は全5回で、送るたびにオリジナル漢方コスメレシピが手に入ります。実際の暮らしで役立つ薬膳料理や漢方コスメなどを学べる楽しさでも、人気が高い講座です。

資格取得までの流れ

この学習は、4つのステップに分かれています。 ステップ1 で学ぶのは漢方を暮らしに取り入れるための基礎知識、ステップ2は便秘やダイエット、糖尿病などの症状にあわせた漢方の使い方、ステップ3はよく使われる130種以上の漢方について、そして、ステップ4で学ぶのは漢方コスメレシピについてです。テキストや実践DVDを見ながら学んだら各回の終わりに添削問題を提出し、手書きコメントによるマンツーマンのきめ細かい指導を受けます。不明な点や疑問を感じる部分などについては、無料で何度もでも質問することが可能です。

修了後は、自分の都合のよいときに「中国漢方ライフアドバイザー資格」の認定試験を在宅で受験できます。取得した資格を活かした就職や転職、開業を希望する人には、それぞれのサポートを受けることも可能です。就職・転職のサポートサービスを受ける場合は、まず申し込みをして、専任のキャリアコーディネーターとキャリアプランを考え、求人情報の紹介を受けます。その後、応募から選考を経て入社が決まるまでのプロセスでも、心構えや注意点などのアドバイスが受けられる形です。開業を考える人には、ホームページ制作の無料支援があります。

薬膳インストラクター資格が取得できるキャリアカレッジジャパン「薬膳インストラクター資格取得講座」

●受講期間: 4ヶ月

●添削: 4回

●受講料:

通常価格一括46,000円(税別)分割払い例2,400円×24回(24ヶ月)

ネット申し込み限定価格一括36,000円(税別) 分割払い例1,880円×24回(24ヶ月)

●対応資格:「薬膳インストラクター資格」(一般財団法人JADP主催)

キャリアカレッジジャパンの「薬膳インストラクター資格取得講座」で学ぶメリット

中医学に根づく「医食同源」をかなえる健康的食事療法として注目を集める薬膳について、知識や実践法を身につけている人材へのニーズは高まっています。この講座では、奥が深いとされる薬膳の基本から実践までをわかりやすく学び、実際の生活で美や健康に役立てながら、年々難易度も上がっている「薬膳インストラクター資格」を取得がすることが可能です。マンツーマンの丁寧できめ細かい添削指導や、わかるまで何度も細やかに質問できるシステムなど、サポート体制も充実しています。

講座では、初めてでもわかりやすいテキストと映像講義を使って、自宅で無理なくしっかりと力をつけて資格が取れます。実際の食生活に役立てるための薬膳の基礎や、便秘や肥満など症状別に活用する知識、美肌や風邪の初期症状などにあわせて実際に効果を出すための具体的なレシピなどを学ぶ内容です。また、映像講義では、知識やレシピの実践方法がその場にいるような臨場感で学べます。薬膳の理論に基づいて作成された、体調や体質をタイプ分けするチェックシートや、「やまいもと百合根の豆乳スープ」など簡単なものからひと工夫必要なものまで旬の食材を使った約60種類のレシピなど、オリジナルの学びが得られるのも、この講座のメリットです。さらに、仕事のシーンでも役に立つ「話し方・伝え方講座」をセット料金で追加することもできます。

資格取得までの流れ

講座をスタートしたら、4つのステップで学習を進めていきます。約4か月で修了できる講座ですが、もし4か月を過ぎてしまった場合でも最大700日までは延長が可能です。面倒な手続きや追加料金は必要ありません。最初のステップでは、映像講義の「はじめに」で薬膳の効能などを確認、「陰陽学説」「五行学説」といった薬膳料理を作るために必要な基礎知識を学びます。ひととおり学び終えたら課題を提出して添削を受けますが、この学びのサイクルを各ステップで繰り返して学習内容を定着させるしくみです。ステップ2では冷えの改善など症状に合わせた薬膳レシピを症状の原因や注目すべきポイントと共に学び、ステップ3では疾患別の薬膳レシピを学びます。そして、ステップ4は、それまでに学んだ食材を活用したレシピ をもとに実践も進めて、アンチエイジングや疲労回復など女性・男性・小児薬膳レシピを身につけていく内容です。

全4回の添削課題を終えたら、講座は修了です。その後は、自分の都合のよいときに「薬膳インストラクター資格」の認定試験を在宅で受験します。70%以上の得点で合格可能な、筆記試験です。資格取得後は、就職や転職、開業のための無料サポート体制も整っているので、希望者はそれらのサポートも受けて、仕事に活かしていきます。