漢方とは自然の生薬(しょうやく)を組み合わせたものです。
その値段は高く、普段から漢方を服用する人はどこで購入すれば良いのでしょう。

漢方のお店

普段何気なく買い物しようと思って街を歩いていると、漢字だらけの漢方のお店がよく目に入ります。

ここでは以前から気になっている症状を元に、未病(病気程ではないが、放っておくと病気になり得るもの)や体質改善の薬を購入しようか迷うことがあります。

一時的に試してみたいのであれば漢方のお店でも問題がないものの、日常的に服用するときにはどこで購入したら良いのでしょう。

漢方と値段

漢方は通常診療(自由診療)の場合、月に15000円以上かかることがあります。
これに診察料が加われば金銭的にも大変なものです。

しかし漢方に熟知した先生がいる病院やクリニックで、健康保険で診察してもらえば保険適用となり、月の漢方薬代も1000~3000円に抑えられます。

証とは

漢方薬の使用基準のことです。
患者さんと病気の関係を表す”ものさし”のようなものとなっています。

これは「体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差」を表していて、漢方は本人が訴える症状や体格等の要素から判別します。

”証”は、漢方が効きやすい人と効きにくい人がいることから、合わない漢方薬を避けるために用いられます。

安定した効果

漢方に熟知した先生の診察では”証”の患者さんの体質・体調等も総合的に判断した上で処方されます。

つまり、自分で購入した場合よりも間違いがないのです。

漢方薬は西洋の薬と違い、病状よりも体質・体調といった患者さんに合わせた処方が必要になります。

そして体に合った漢方薬が服用できることで、自分に合ってない薬の服用を未然に防いで、無駄な出費も抑えることができるのです。

自由診療の場合

本物の生薬から煎じて成分を抽出して服用する”昔ながらの漢方”は、保険診療よりも高いものの、エキス剤等の手を加えた漢方薬よりも成分が高く、より効果が得られる特徴があります。

※エキス剤等は生薬の70パーセント以上の成分を確保

また、味わいも本来の生薬の味を楽しむことができる特徴もあります。

保険適用の漢方薬

現在、保険適用の医療用漢方エキス製剤はおよそ150種類になっています。
価格も徐々に引き下げられて、より身近に購入できるようになりました。

しかしながら予防・美容目的の保険適応はまだまだです。
体に違和感があるものの未病の場合には自由診療になるかもしれません。

保険適用の漢方薬

保険適用で処方されている医療用エキス製剤は、生薬から成分を抽出して服用しやすいように顆粒・錠剤の形に製剤化したものです。

煎じ薬とは”毎日漢方薬を煎じる必要もない!”点で大きく異なり、調剤の時も手間がかからないというメリットがあります。
また同じ製品であれば、全国どこの医療機関でも有効成分の含量・品質は安定しています。

メーカーによっては多少の誤差もあるようです。

医療機関の探し方

インターネットでお住まいの都道府県と漢方と病院(クリニック)を検索すると、漢方の処方ができる病院が分かります。

中には全国の病院一覧から検索してくれるサイトもあります。

さらに診療科や症状等といった項目も検索すれば、よりスムーズな受診が可能になるでしょう。