薬膳料理を楽しめる温泉3選

自宅で楽しむ薬膳もいいですがいつもとは違う空間でリラックスして体も心も癒される薬膳料理でもてなす温泉はいかがでしょうか。ただ美味しいだけでなく、健康増進作用のある薬膳で日ごろのストレスから自身を解放してあげましょう。

奥三河 湯谷温泉 はづ木(愛知県)

薬膳料理は上海の三ツ星ホテル「新苑賓館」のシェフが、直接手掛たこだわりの薬膳です。夕食はもちろん、朝食も薬膳にこだわります。空腹のおなかにやさしい朝食はおかゆの漢方膳です。四種類の厳選した米をブレンドしたおかゆに八宝菜や梅干し、野沢菜や松の実の薬味を好みでトッピングしていただきます。それぞれの具材をおかゆに混ぜると趣が変わって見た目も食感も楽しめます。

ナトリウム・カルシウムの泉質が自慢の温泉は神経痛、筋肉痛、関節痛に効果が期待できます。小さいながらも落ち着いた雰囲気があるヒノキ風呂は川のせせらぎを楽しみつつゆっくり浸かることができます。常に新鮮なお湯が溢れ、新緑や紅葉など四季折々の景色が日頃の疲れを癒してくれます。宇連川のせせらぎ、木の香りがひとつになったとき心地良く身に染み渡り癒されます。

奥三河 湯谷温泉 はづ木
〒441-1631 愛知県新城市豊岡字滝上45-1
TEL:0536-32-1211

亀屋旅館(秋田県)

薬と食物、その源はひとつだという「薬食同源」の考えに基づいた料理を温泉とともに楽しめるのが秋田県にある亀屋旅館です。漢方などは使用せず、地元熊野の食材を中心に病気を予防するという意味の「養生食」をメインとしています。地産食材の持つパワーを存分に引き出し、リラックスした環境で身体の芯からキレイになる薬膳を頂くことができます。

熊野川の支流である大塔川沿いにある全国でも珍しい、川に湧き出ている温泉です。源泉がわずか地下8mととても浅いためこのように川原に温泉が湧き出ます。川の砂利を掘ると温泉が湧き出てくるほど源泉が浅く、豊富な湯量を誇ります。
源泉温度は63度とやや高めですが、大自然の中で川のせせらぎに癒されながら100%天然温泉を新鮮なお湯を楽しむことが出来ます。他にも露天風呂も用意されていて落ち着いて温泉を楽しむことができます。

亀屋旅館
〒647-1717 和歌山県田辺市本宮町1434
TEL:0735-42-0002

温泉療養と薬膳料理の宿 大喜泉(長野県)

素材の味を生かしつつ、よりおいしく、食事の大切さを使いたいという考えのもとに作られる長野県の大喜泉の薬膳料理は優しい味わいのものが中心です。主に地元長野の野菜や川魚を使い、栄養のバランスを考えつつ新陳代謝を高める消化の良いメニューが楽しめます。

釜沼温泉の歴史は天保2年からと歴史が古く、当時は薬湯として地元で重宝されていました。皮膚病ややけど、切り傷、動脈硬化、高血圧に効能があります。 さらに湯上りには飲泉を楽しむことができるのもうれしいサービスです。飲泉の効能は、便秘、糖尿病、通風、肝臓病、慢性消化器疾患、
アレルギー性疾患に効能があります。鉄分が豊富なため女性の貧血にも効果があります。

釜沼温泉 大喜泉
〒397-0101 長野県木曽郡木曽町三岳10869
TEL:0264-46-2155

市販の薬膳キットおすすめ3選

家庭で薬膳を楽しむ際、なかなか手に入らない食材や、種類をたくさん揃えるのに困ったことはありませんか。そんな時に便利なのが通販で手に入る薬膳セットです。薬膳鍋からお粥まで、便利な市販の薬膳材料キットをご紹介します。

薬膳スープキット(漢方・薬膳食材の販売 甜蜜蜜)

薬膳といえば薬膳鍋ですが薬膳専門の通販サイト「甜蜜蜜」で取り扱っている薬膳スープキットは4種類から選べます。「うるおい美肌」は身体をうるおす薬膳食材を独自に7種類詰め合わせた便利なセットです。数種類の中薬を少量ずつ用意しても結局使いきれないというお悩みを解消する、食べきりサイズのひとり分で税込260円とお得なのもうれしいポイントです。セットの食材に好みの肉や野菜を加えて後は煮込むだけでおいしく本格的な薬膳スープが楽しめます。

お肌の乾燥に効果があるのはもちろん、肺やのどのうるおいから腸までうるおしてくれるため、咳や便秘に悩む方にもおすすめの組み合わせです。まずは薬膳スープきっとで挑戦して、お好みの組み合わせを見つけるのも良いでしょう。ほかにも「疲労回復」、「毒だし」、「アンチエイジング」のバリエーションがあります。

薬膳ごはんの素(美招薬膳)

毎日食べるごはんで薬膳を取り入れることができる素ならもっと身近に薬膳を味わうことができます。赤ブレンドと黒ブレンドの二種類の内容の違う薬膳ごはんの素は普段通り研いだお米に一袋加えるだけで簡単に炊くことができます。

赤ブレンドは、忙しい毎日のストレスや疲れ・健康が気になっている方におすすめのブレンドで青大豆、クコの実、桜の花と葉、紅麹が配合されています。それぞれに血圧・血糖・コレステロール・中性脂肪を抑える働きが豊富で、生活習慣が気になる方にもおすすめです。桜のほんのりした香り広がる赤ブレンドです。

黒ブレンドは、黒大豆、なつめ、黒米、黒きくらげをブレンドし、血液が不足することでバランスを崩しやすい女性におすすめの組み合わせです。お肌や髪に潤いや栄養・酸素を届けてくれる血液は特に妊娠・出産・育児・更年期の女性にとって大切です。美容やアンチエイジングに敏感な女性はぜひ試してみたいなつめの甘味が口いっぱいに広がる黒ブレンドです。

毎日つず桁い方にはお得な赤ブレンドと黒ブレンドの定期便も用意されています。(18包入税込 各2,550円)

ボトル入り粥キット(林商店)

「美肌」、「ぽかぽか」、「ダイエット」の3種類の悩みから選べるお粥キットはそれぞれに効果的な食材をブレンドしたお粥キットです。日本では体調が悪いときに食べるものとしての認識が強いお粥も、中国や台湾では一般的に朝ごはんとして古くから食べられてきました。

「美肌」セットには解毒や美肌に効果があるはと麦、利尿作用に優れてむくみを解消してくれる緑豆、老化防止や便秘を解消してくれる白きくらげ、イライラを抑えてくれる蓮の実、消炎作用が期待できる百合がなどが入っていて体の中から美肌にアプローチしてくれます。お米と一緒に炊くだけでかんたんに本格的な薬膳がゆを楽しむことができます。見た目もかわいいボトルに入っているため健康を思う気持ちと一緒に大切な方へのプレゼントにもぴったりな一品です。

辛くない薬膳鍋の作り方

薬膳鍋の中でも辛さのない優しいタイプの鍋です。具材は季節や体調によってアレンジしてください。

基本の薬膳鍋の作り方

【材料】
しょうが…60g
鶏手羽元…8本
塩 適量
ごま油…大さじ1
調味料A
紹興酒…大さじ4
鶏がらスープの素(粉末)…大さじ2
松の実…15g
クコの実…10g
干しえび…大さじ1
にんにく(みじん切り)…20g
きくらげ(水で戻しておく)…5g
水…1500cc
具材
白菜…200g
ミニキャロット…4本
生椎茸…4枚
かぶ(くし形切り)…2個
長ねぎ(斜め切り)…80g
春菊(ざく切り)…60g
木綿豆腐(8等分)…1丁

【作り方】
1.しょうがは半量をすりおろし、半量を千切りにします。鶏手羽元におろししょうがと塩をなじませて下味を付けて置きます。
2.白菜は葉と茎に分けて、それぞれざく切りにします。生椎茸は石づきを取り除いて半分に切ります。
3.フライパンにごま油を熱し、下味を付けておいた鶏手羽元の水分を拭き取って表面に焼き目を付けます。
4.鍋にしょうがのせん切りを入れ、沸騰したら調味料、鶏手羽元、白菜の茎を加えて、さらに具材を入れて途中アクを取りながら中火~弱火で約20分煮込んで出来上がりです。

鶏肉は気血を補う食材です。コラーゲンや旨味もたっぷり出るので鍋には最適です。クコの実には毛細血管を強化する、ルチン、ヘスペリジンというビタミンPを含んでいます。ビタミンP類は血流を改善して血行を良くする働きがあるため冷え性の改善に役立つのはもちろんのこと、肌のくすみの改善にもよいでしょう。

椎茸は胃の働きを助け、消化を良くしてくれます。春菊や白菜は気を巡らせて咳を止めてくれるため風邪のときに食べる鍋としても有効です。長ねぎやしょうが、にんにくなど力が出る食材もたくさん入っています。

アンチエイジングを意識した薬膳鍋の作り方

【材料】
羊肉の薄切り…300g
ニラ…1束
長ネギ…1本
季節のお野菜…白菜、大根などお好みで
薬膳スープ
ナツメ…8個
ニンニク…8個
クコの実…20個
唐辛子…1本
シナモン…1本
八角…1個
昆布…15cm
酒…1/2カップ
しょうゆ…大さじ2
塩…小さじ2

【作り方】
1.ニラ、長ネギなどの野菜は食べやすい大きさに切っておきます。ニンニクは皮をむき、唐辛子は半分に切って中の種を取り除いておきます。ナツメは手や包丁で半分に切って開いておきます。
2. 土鍋に水と薬膳スープの材料をすべて入れ、ひと煮立ちさせたら、弱火で10分ほど煮込みます。シナモンや八角は砕いてキッチンペーパーで作った袋に入れるかお茶を煮だす袋に入れて使うと取り出しやすく便利です。
3.野菜や羊肉などを鍋にいれ、お好みのやわらかさになるまで煮込んで出来上がりです。薬効と旨みがたっぷり溶け込んだスープごと食べましょう。

なつめは気血を補い、胃の調子を整えてくれます。羊肉は体の冷えを取ってくれ、さらに低脂肪高タンパクでヘルシーな食材としても人気です。八角やシナモンも体を温める働きを持つ大切なスパイスです。風味が苦手な方は調整してください。スープに刃それぞれの材料の良いところが詰まっています。最後はうどんかごはんに入れてしっかり味わい尽くしましょう。