カレーには多くのスパイスが使われ、そのひとつひとつに様々な効果があります。通常のカレールーにもスパイスが使われますが、薬膳カレーはさらに薬膳を意識してカレーに入れる具材も意識して作ることでより健康効果を高めます。

カレーの香りの要、クミン

カレーの香りの決め手となる重要なスパイスでほとんどのカレーに使われています。食欲増進や血行促進、ストレスから解放し、解毒作用や健胃整腸作用にも効果を発揮します。さらに免疫力の向上といった効果があります。

ダイエットやアンチエイジング、毒素を排出することでデトックス効果など美容にも嬉しい効果がたくさんつまっています。

消化を助けてくれるカルダモン

しょうが科の植物で種の部分がスパイスとして使用され、消化を助ける働きがあります。口臭の予防や集中力を高める効果があり、ダイエットやリラックス効果も期待できます。発汗作用や咳や痰といった呼吸気管の不調にも有効です。

肝機能を高めてくれるターメリック

カレーの黄色はこのターメリックからきています。別名を「ウコン」といい、二日酔い防止などの効果があり健康食品やドリンクなども流通しているのは肝機能を高める効果があるためです。アンチエイジングやデトックス、美肌効果や脳の活性化、便秘の改善などにも効果があります。

薬膳カレーの作り方

【材料】
(ミックススパイス)
クミンシード…小さじ2
カルダモン…5粒
クローブ…5粒
シナモンパウダー…小さじ2杯

玉ねぎ…1個 (みじん切り)
にんにく…1片 (みじん切り)
しょうが…1かけ(すりおろす)
鶏もも肉…200g (ひと口大)
サラダ油…大さじ3
塩…小さじ1
ターメリックパウダー…小さじ1
カイエンペッパー…小さじ1/2
ホールトマト(水煮)… 200g
お湯…200ml
麦ごはん…適量

【作り方】
1.玉ねぎは皮をむいてみじん切りに、鶏肉はひと口大にカットします。にんにくとしょうがは細かくみじん切りにします。

2.鍋にサラダ油を入れ熱し、ミックススパイスを入れて香りが立つまで炒めます。火が強すぎると焦げてしまうので弱火でじっくり炒めるのがポイントです。

3.スパイスの香ばしい香りたってきたらみじんぎりにした玉ねぎをを加え炒めます。玉ねぎがあめ色になったら、にんにくとしょうがを加えて更に炒め、ターメリックパウダー、カイエンヌペッパー、塩を加え、更に5分程度炒めます。

4.ホールトマトを加えて木べらでつぶしながら水分がなくなるまで炒めて行きます。さらに鶏肉を加え色が変わるまで炒め、お湯をえて20分程煮込んで味見し、塩こしょうで味を調えて完成です。

にんにくやしょうがは身体を温めてくれる働きがあります。トマトは疲労回復、高血圧、皮膚病や風邪の予防に効果があります。トマトには身体の熱を冷ます効果もあるため、夏場ほてったときに食べると身体の熱を排出してくれます。

麦には身体の熱を冷ましてくれる効果があるため麦を加えてごはんを炊くことで夏にぴったりな薬膳カレーの出来上がりです。温かいカレーになってもトマトや麦の身体から熱を逃がす効果は健在です。

基本の薬膳カレーで具材にバリエーションを加えることで様々な効果が期待できます。